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zoom RSS トンマッコルへようこそ

<<   作成日時 : 2007/08/23 22:35   >>

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前回に続いて韓国映画2本目行っちゃいます。

トンマッコルへようこそ。
2006年公開。

ん?トンマッコル??
なんぞや?

食べ物か。
酒か。
あ、乗り物かぁ。

ん?まだ違うのか・・・。

という第一印象でした。
実際は村の名前です。
韓国と北朝鮮の境界の山間部にある架空の村の名前です。
トンマッコル(子供のように純粋な村)という名の村を舞台にした
朝鮮戦争時代のお話。
トンマッコルへようこそ。

同じ民族が北と南に別れ激しく戦いを繰り広げ、
次第に連合軍も間に入るという複雑化していく戦況下の中始まります。
韓国軍、人民軍の兵士数名が孤立した状態で山をさまよい続け
ほぼ同時くらいにトンマッコルの村人に助けてもらいます。
トンマッコルの人々は隔離されていたかのように戦争のことなど何も知りません。
もしかしたら戦争という言葉も概念もなかったのかもしれない。
穏やかに平和に慎ましやかに村人は暮らしています。
偵察機で墜落した連合軍のスミス大尉の姿も見えます。こちらは一人。

韓国軍数名。人民軍数名。連合軍1名。
トンマッコルで鉢合わせ!!

村人にとっちゃいい迷惑なんですが、
韓国軍、人民軍それぞれ
大声を出し、武器を構え、互いに互いを威嚇し合い状況は逼迫。
一発触発の緊張が張り詰めた空気の中、
次第に村人は???という顔になります。
なんのこっちゃ?この人たちはなんだろか?

理解できなかったんですね。

そのままの状態で随分と時間が経ち、
はずみで村人の食糧貯蔵庫を手榴弾によって爆破してしまう。

申し訳ないことをしたと思った兵士らは
彼らの食料を収穫する手伝いをすることにします。

そうして兵士たちはトンマッコルで村人と暮らし始めます。

手伝いながらも険悪ムードの両者。
けど、村人たちにはそんなことはわからない。
確かにそうでしょう。
髪の毛も目の色も同じ、同じ言語を語り、威嚇し合ってはいるが
まさか互いを傷つけあう間柄とは思いもよらないはずだから。



村人から服を借り、皆似たような姿になります。
このシーンを見たときになんだか
やっと皆一つになれたね、というような気分になりました。
見ていて安心した瞬間です。

畑仕事や猪を捕まえたりして、最初はにらみ合い、いがみ合っていた両者は
次第に親しくなっていきます。

同じご飯を食べ、同じ目的を共にしていると
敵味方なんてどうでもよくなってしまうのかもしれない。
そもそも戦争なんて個人の問題ではないのだから。
国同士が互いに悪だと決めつけ、
国民はその思想を刷り込まれているだけのことだから。
兵士という鎧をとったら、皆同じ人間なんですから。


村人たちとも打ち解け、なじみ、村人はまるで同じ家族のように
兵士たちを迎え入れてくれる。

場所が違えば皆人間味を帯びたおじさん、若者にかえる。
戦争のことなど忘れトンマッコルでこのまま暮らせれば、と
皆思ったでしょう。


しかし村の外の世界では事態は動いています。
行方不明になっている連合軍の偵察機を探しているのです。


ほどなくしてトンマッコルの存在は知られることとなります。
中間に位置するこの村をそのままにしておくのは危険と判断した
軍はこの村を爆撃することを決めます。

この辺りが戦争の怖さです。
そこに住む人や自然の事など度外視し、
自分たちの利益の為に、勝つことのためだけに、
平気で恐ろしい判断を下す。

トンマッコルで戦争という悪夢から開放されつつあった兵士たち。
自分たちの本来の姿を思い出しました。

兵士である前に人間であるということ。

トンマッコルの村人に親切にしてもらった恩を忘れてはいけない。
そしてこの村を守らなければいけない、と。


なるべくトンマッコルから離れ
暗闇の中少ない明かりだけを灯し、
架空の村を作った兵士たち。
こちらから攻撃をしかければ必ずここがトンマッコルであると
信じ込むと思い、勝負に出ました。





皆無残にも爆撃されてしまい、
とても悲しい結末ではあったのですが、
ここで食い止めることは出来たんだろうという
希望は持てました。

トンマッコルでは今日も変わらずいつもの毎日が繰り返されていると。




結局は戦争ってなに?じゃないかと思います。
この作品でも、韓国軍でも人民軍でもさっきまで
互いに違う軍服を着た兵士たちを殺しあっていたのに
少し一緒に暮らしただけで仲間になってしまう。
そして最後には友達になってしまう。
戦争は無意味なことなんです。

戦争はいつもどこかの国で起きている。
国同士ではなくとも、紛争と呼ばれるものも起きている。
軍事的ではない問題解決方法はないものかと常々思います。
戦争の悲惨さなどをテレビなどで見ると、
平和である今の日本に生きれて本当に良かった、と思うのが正直なところです。
だからこそ、戦地で生きる人たちのことも考えます。
世界平和というのは物理的に恵まれた社会に生きる人間のエゴなのでしょうか?
例え願っても、叶わない。
複雑な宗教感の違いなんかの問題を含んだ戦争もある。
一個人が何かを思ったって遠くの国の戦争には及ばない、そう思いますが、
それでもたった一言、戦争はだめ、それだけを強く言えたら
世界平和が叶うときが来ると信じてます。




この作品、見てるとジブリ思い出すんですよね。
村の入り口付近かな?
顔の大きなお地蔵さんのような石がたくさん置いてあるんです。
そのお地蔵さんに藁でつくったかさをかぶせて、一定の距離をとって、
転々と置いてあるんです。
なんか見たことあるよね?そう、あの作品です。
そして更に音楽担当が久石譲さん!
ジブリでおなじみの!
あーやっぱりそうなのかなぁ。
ちょっと意識した作りになってるのかなぁ。


そんな製作サイドの意図は考えなしに
あんずはこの作品で泣きましたよ。(照)
誰かが誰かを守るために戦うのは
やっぱりくるものがありますからねぇ。
そしてあの音楽ですからねぇ。





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mini review 07031「トンマッコルへようこそ」★★★★★★★☆☆☆
カテゴリ : SF/ファンタジー ...続きを見る
サーカスな日々
2007/09/21 13:15

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